根性がない人は話が上手くならない - コミュニケーション博士の話し上手になる方法

根性がない人は話が上手くならない

根性がない人は話が上手くならない

突然ですが言い切っちゃいます。これは真理です。根性がない人は話が上手くなりません。 話すことをネットで調べて肉付けしてシミュレーションして・・・と事前に考えておいたり、追い詰められたら何とか言葉をひねり出すまであきらめなかったり。そういう必死の行動が成長を促します。

おいおい。これはいったいどういうことだ。いきなり何を言っているんだ。 だって根性ならあるし。良い大学を出てるし。頑張って勉強したし。それで友達が出来なかったし。完全に浅はかな推理です。とんだ名探偵だぜ。

根性ならある

根性ならある。だったら話は早いです。あとは勉強して練習するだけ。すぐ話し上手になれることでしょう。一年後には卒業です。

問題は根性がない人です。何をやってもすぐあきる。得意なものが何もない。部活もすぐ辞めたし。勉強も下から数えたほうが早い。ギターもFコードが弾けなくてやめた。

そんな人なら話し上手を目指していてもすぐあきらめます。何をするにもそこそこ頑張らないとダメです。 エジソンも言ってたじゃん。『天才に必要なのは99%の努力と1%のひらめき』って。

ひらめかないと天才になれない

ちなみにこの有名なエジソンの名言ですが、実は解釈を変えて伝わっています。原文はちょっと違います。ちょっとどころか意味が真逆です。

『1%のひらめきがなければ99%の努力が無駄になるところだった。』これが原文です。『ひらめかないと努力しても無駄』と言っています。『ひらめいた自分は天才です』と言っています。これが原文です。

それを『子供に努力させよう・・・これは使える!』と思った大人が歴史を改変しました。なんか大人はずるい気がします。 ですが努力して勉強した人がこの事実にたどり着くわけなので、悪くない試みだと思います。バカな子はずるい大人に騙されていればいい。

天才は目指していない

さて、ひらめかないと天才になれない。というところまで理解できました。天才は才能です。ですが努力しないと天才になれないことも事実です。やっぱり努力しましょう。 才能があるかどうかは努力しないと判明しません。天才かどうか努力する前に分かったら天才です。

そう思った方もおられることでしょう。ですがそんな天才の話なんて今は関係ありません。なぜなら天才なんか目指していないから。 話し上手の天才と言ったらテレビ番組のMCとかでしょうか。教祖様も天才かも。総理大臣は言ってることがよくわかんないので話の天才って気はしない。

友達がちゃんと出来て、部下が言うこと聞いて、商品がまともに売れるぐらいのレベルでいいです。その程度なら努力だけで十分です。 世の中にゴロゴロいるレベルです。偏差値60ぐらいです。上位15%です。クラスに6人ぐらいいる。

今からピアノを練習してオーケストラのソリストにはなれませんが、誰に聞かせるわけでもなく、松田聖子の『赤いスィートピー』を弾き語りできるレベルなら努力でなれます。それで十分です。 だって赤いスィートピーが弾けたら凄いです。盛り上がります。そんなの友達出来るに決まっとる。

天才を目指している

さて、天才は目指していない。というところまで理解できました。ですが天才を目指している人もいるかもしれない。夢はバラエティー番組の司会かもしれない。だって年収が億を超えるからね。 だったら読むべきサイトはここじゃないですね。芸人養成所にでも行って下さい。

そう思った方もおられることでしょう。私も思った。だって年収一億欲しいからね。 そしたらチョコレートが食べ放題だ。もちろんハンバーグも。スポーツジムにも通えるぜ。銭湯に毎日行くのもいいね。

ですがまぁ待ってください。家のお風呂も使ってあげて。ではなくて、ここを読んだ後で芸人養成所に行っても遅くないはず。 頑張って書いているので最後まで読んで。役に立つこと書いてあるから。世の中に無駄なことなんてそうそうありません。必ず役に立つから。

そうやってすぐあきらめると何にも身につきませんよ。今根性の話をしたばっかりじゃないですか。一個一個こなしていくことが大事です。

おさらい

  • ギターもFコードが弾けなくてやめた。
  • バカな子はずるい大人に騙されていればいい。
  • 赤いスィートピーが弾けたら凄い。
  • 年収一億あれば毎日チョコレートが食べ放題。