説明できなくて逃げているといつまでも話し上手にならない - コミュニケーション博士の話し上手になる方法

説明できなくて逃げているといつまでも話し上手にならない

説明できなくて逃げているといつまでも話し上手にならない

突然ですが言い切っちゃいます。これは真理です。説明できなくて逃げているといつまでも話し上手になりません。 なぜなら・・・だって・・・アレだから。分かりますよね?ソレです。やっぱりアレはダメでしょう。そんなことより伊勢エビ食べたい。

おいおい。これはいったいどういうことだ。いきなり何を言っているのでしょうか。 なんか全然説明してくれない。アレじゃ分からない。こちとら会話が上手くなりさえすればよかったのに。ついていけません。お門違いです。

アレじゃ分からない

『それは・・・今日中には・・・アレなんで・・・』アレじゃわからないです。『御社の経営理念の社会貢献が・・・アレなんで・・・共感しました!』アレじゃわからないです。

『お前いつまでもこんなことやっていても・・・しょうがないだろ』。この『しょうがない。』も類似ワードです。何がしょうがないのやら。説明不足です。

『お前いつまでもこんなことやっていても・・・時間の無駄だ』。この『時間の無駄。』も類似ワードです。世の中に無駄なことなんてそうそうない。説明不足です。

先にやるべきことがある

『時間の無駄』って言葉は個人的にあんまり好きじゃないです。と言いつつ結構よく使うけど。冷静になると『嫌いだなぁ』って感じです。興奮してたら言います。 そんなことはどうでもよくて。やっぱ無駄なものってそうそうないからね。

言うとしたら『先にこっちをやろう』ですね。『誰が悪いかを決めるより先に挽回策を立てよう。』とかね。誰が悪いかを決めることは無駄じゃないです。失敗を繰り返さないために。 悪者を決める裁判はやりたきゃやってもいいです。 でもまずはピンチを切り抜けないと。時間が経つと冷静になって『自分が悪い』と名乗り上げるかもしれないしね。

『ゲームなんて無駄なことばっかりやってないで勉強しなさい。』とかね。ゲームをやることは無駄じゃないです。今の時代はゲーム関連の就職先が大量にあります。 ゲーム会社だってゲーム好きを雇いたい。 でもゲーム好きだけじゃ内定は取れません。今年受験なら先に勉強はしないと。

アレで分かる場合もある

さて、アレじゃ分からない。と言うところまで理解できました。ですがそれって本当ですか。アレで分かる場合もあるよね。完全に言い過ぎです。 そもそも長々説明されたってつまんないし。アレで分かるならアレでいいだろ。だってホラ・・・アレだし。

と、思った方もおられることでしょう。まぁ半分正解ですね。なぜなら・・・アレだから。まぁアレで分かる場合はソレでいいです。問題は分からない場合です。 アレじゃ分からない場合が大量にあります。ちゃんと説明しようと思えば出来るようにはしておきたいところ。

『アレ』と言われると少し考える

『だってアレじゃないですか。』と言われると少し考えちゃうんですよ。『アレって何だろう・・・アレのことかな?』みたいな。 そこで間髪いれずに『だから昨日渋谷で・・・』と話を続けると結構簡単に話を流せます。都合の悪い状況から逃げ出せます。

また、相手が変わりに説明してくれる場合もあります。『ハチ公前は目立つってことですか?』みたいな。それで楽できます。 そういうことを繰り返していると全然話が上達しませんよ、と言う話です。

『アレ』で分かるならいいです。むしろ『アレ』で分かるなら『アレ』のほうがいいです。『アレ』のほうが会話がスムーズに進むし。

相手が納得しているかどうか

さて、アレで分かる場合もある。と言うところまで理解できました。じゃあどういうときにアレで分かるんですか。と聞かれたら『知らない』と答えます。 もう毎回全部説明すれば良いと思う。『アレ』に頼ると説明がどんどん下手になります。

まぁ、強いて言えば『相手が納得しているかどうか』です。『アレ』と言って反応がなかったらおそらく『アレって何だろう・・・』と考えています。 それに気付いたら『アレと言うのは・・・』と説明を足せばいいです。

要は説明をあきらめないことです。最初からそう言っています。基本的に逃げようと思ったら『アレ』が出ます。逃げるのは良くないよ。『説明できない』と開き直ったほうがまだマシです。

だって絶対ごまかせないよ。相手は逃げられたことを寝る前に思い出すよ。すると悔しさが膨れ上がって倍返しが来る。

おさらい

  • 伊勢エビ食べたい。
  • ゲーム会社だってゲーム好きを雇いたい。
  • ハチ公前は目立つ。
  • 相手は逃げられたことを寝る前に思い出す。