最高の結末を諦めないで - コミュニケーション博士の話し上手になる方法

最高の結末を諦めないで

最高の結末を諦めないで

突然ですが言い切っちゃいます。これは真理です。最高の結末を諦めてはいけません。 例えばお金持ちになりたい人。お金持ちになるのは大変ですが絶対諦めてはダメです。一生いろんな作戦を考えて実行し続けてください。

おいおい。これはいったいどういうことだ。いきなり何を言っているのでしょうか。 だって生活できるお金があれば十分だからね。それより大事なことがたくさんある。悲しいヤツだな。こちとら会話が上手くなりさえすればよかったのに。ついていけません。お門違いです。

全部欲しい

お金より大事なものがあるかどうかは知りませんが、『お金持ち』が最高の結末ではないことには同意します。『お金さえあればいい』はかなり妥協した望みです。全然夢がない。小さい人間です。

地位も名声も欲しい。お金も愛も友情も欲しい。かっこよくて優しくて強くて面白くなりたい。それが最高の結末です。

『友達いらない』とかダサいです。『学校の勉強なんて社会の役に立たない』とかダサいです。『今は仕事が大事』とかダサいです。 『結婚するとお金も自由もなくなってデメリットのほうが多い』とかダサいです。

全部話し上手の役に立つ

いつも友達と話していれば話も上手になります。知識が増えればスマートな言葉で説明できるようになります。 ヨーロッパ旅行にいけば旅行の話が出来ます。子供が出来たら教えることが上手になります。筋トレすれば度胸がつきます。

ネットで調べたことだけしゃべっていると根拠の薄い口だけ野郎になります。あらゆる努力で手に入れたものが話し上手を形成していくのです。 全部欲しがりましょう。強がりで逃げちゃダメです。それが話し上手の道です。

全部は手に入らない

さて、話し上手になりたいなら全部欲しがりなさい。と言うところまで理解できました。ですが人には限界があります。全部手に入れることが出来る人間は一握りです。おにぎりです。握り寿司です。 そんなの絶対無理に決まっている。無理と分かっていて努力なんかしたくないです。

と、思った方もおられることでしょう。私も思いました。ですがそれは考え方が違います。それは1と0しかない世界に住む人の考え方です。コンピューターの世界です。 ロボットです。人間じゃない。人間はもっとファジーです。

0.1と0.2は違う

人間はファジーです。0と1だけではありません。0.1があります。0.2だってある。もちろん0.3もね。では0.4はどうだろう。問題なく存在します。それどころか0.5だってある。さすがにビックリ。

そして0.1と0.2は違います。『あんまり面白くない友達が一人いる』と『あんまり面白くない友達が二人いる』では全然違う。二人のほうがはるかに楽しい。三人寄れば文殊の知恵です。 年収300万と年収320万も全然違う。年一回ハワイに行ける。

全部望んでも全部は手に入りませんが全部を底上げできます。それなら簡単です。出来るとわかっている努力ならいくらでも出来る。簡単に無理と決めないで。

人間には限界がある

さて、全部は手に入らないけど全部を底上げできます。と言うところまで理解できました。じゃあ早速今日から勉強して体を鍛えよう。それで良いと思います。 まぁ無理だけどね。めでたいやつらだ。だって0.1を0.2にするのも難しいからね。人間には限界がある。

でもそんなことはどうでもいいです。やる気が出たならやればいい。俺には関係ない。そんなことより最後に言いたいことがあります。 それは・・・ズバリ『最高の結末をあきらめないこと』これです。これが今回の本題です。最初からずっと言ってる。

例えば、友達とケンカした。絶対向こうが悪い。でも向こうが意地になってあやまらない。どうやって解決しますか。 『もうアイツとは会わない』これで解決です。『ボコボコにしてあやまらせる』これでも解決です。『こっちが折れて仲直りする』これでも解決です。

まぁどれも正解です。でもそれが最高の結末ですか。まぁ何が最高かはわかりません。私だったら『相手が自主的に謝ってすぐ許して仲直り。』がいいです。 その結末は諦めない。『相手が自主的に謝る』ことはおそらく無理です。ですが諦めない。ずっと考え続ける。第三者を利用するとか。答えは一生でない。その繰り返しで話し上手が鍛えられていきます。

おさらい

  • 生活できるお金があれば十分。
  • 学校の勉強なんて社会の役に立たない。
  • ネットで調べたことだけしゃべっていると根拠の薄い口だけ野郎になる。
  • 出来るとわかっている努力ならいくらでも出来る。