恋と愛の定義 - コミュニケーション博士の話し上手になる方法

恋と愛の定義

恋と愛の定義

突然ですが『恋とは何か?愛とは何か?』についての講義を始めます。なぜそんな話をするのかと言うと『前回で友達の定義の話をしたので、ついでに恋と愛の話もしたい』と思いついたからです。 そして先に結論を言うと『恋は求めるもの』『愛は与えるもの』です。

おいおい、これはいったいどういうことだ。突然何を言っているのでしょうか。だって『会話が上手くなる方法』で、『恋とは何か?愛とは何か?』だってさ。 しかも答えまで速攻で言われたし。こちとら会話が上手くなりさえすればよかったのに。ついていけません。お門違いです。

結婚できればほぼ人生の目標はクリア

『種の保存』が生物の本能で義務です。結婚して子供が出来たらほぼ人生の目標はクリアしています。『話が上手になりたい』はその目標を達成するための武器の確保の一つです。

なので恋と愛についての話をしておくことに意味があります。結婚さえしてしまえば会話が上手くなる必要もない。逆転の発想でクールに悩みを解決です。もしあなたが生物として生きているのなら。

私は人間です

私は人間なのでもっと理想が高いです。サルにはない理性があります。種の保存も目標ですが人間として人生を謳歌する予定です。楽しいことが他にもたくさんあります。 結婚後もさらに高い目標を持って生きていきます。それには仲間が必要です。一人の力はたかが知れています。なので結婚とは関係なく話し上手を目指します。

恋とは

まぁ正解はないのですが、よく言われているのは『自分にないものを求めること』です。そのニュアンスでほぼ合っています。信じて行動をしても損はありません。 なのでここでは『恋とは自分にないものを他者に求めること』の理論を採用します。気に入らない人は自分で哲学してください。

『男なので女を好きになる』みたいな感じです。『アタシは弱い女だから、恋人は頼りになる男以外考えられないわ。』みたいな感じです。 『美味しいものが好きだけど料理は苦手だから、料理が得意な女の子と付き合いたいぜ。』みたいな感じです。その思考でほぼ恋心は生まれます。例外もあるけどね。

恋人から刺激が欲しい

『自分にないものを求める』を別の言い方にすると『刺激が欲しい』です。初めての経験はドキドキするじゃないですか。ドキドキが恋の正体です。 釣り橋効果で恋と錯覚の原理です。オバケ屋敷のドキドキで恋と錯覚の原理です。

まだ異性と付き合ったことがない人は、異性としゃべるだけでドキドキするので、あっさり恋におちます。 異性に慣れてくると異性としゃべるだけではもう刺激がありません。今度は『優しい人が好き』とか言い出します。『自分にないものを求る』わけなので『わがまましたい』と言ってるようなもんです。

恋は冷める

刺激があるのが恋なのでいつか刺激になれて恋は冷めます。そして次の恋人が欲しくなるわけです。でもそこでたまに『刺激は関係なくこのまま一緒にいたい』と思うことがあります。それが愛です。 『見返りを求めずに大切にしたい気持ち』が愛です。愛が芽生える前に結婚すると離婚したりします。

『なんで私ばっかり家事をしなきゃいけないの?』と思った人は旦那を愛していません。『見返りを求めずに旦那を大切にしたい』と思っていません。ちょっと結婚を焦りすぎましたね。 愛が芽生える前に結婚したのかも。愛より先に子供が出来ちゃったみたいな。

まぁ愛も冷めるので冷めたのかもしれない。最初は愛していたけどひどいことをされ続けると愛も冷めます。 『なんで私ばっかり家事をしなきゃいけないの?』と思われた旦那は結婚後に調子に乗りすぎ。

欲しい恋人を狙い撃ち

『恋をするしくみ』が分かったところで、次は恋人の狙い撃ちをしましょう。これであなたもモテモテですね。 例えば『完璧な人』と付き合いたいなら狙うのは『恋人いない暦=年齢』の人です。完璧な人が他人に求めるものなんかないので。『異性に免疫がないドキドキ』しか狙えません。なので狙い目は中学生です。

未成年と付き合うと犯罪

もし犯罪が怖いなら『未成年と性行為すると相手の同意が関係なく強姦』『未成年を自宅に入れると相手の同意が関係なく誘拐』の2つのポイントを抑えておきましょう。 これさえ回避すれば合法です。

ただし親告罪なので被害者が訴えないと警察は動きません。そして同意していれば訴えることはありません。なので、まず犯罪にはならないでしょう。 ですが、保護者にバレると保護者が訴えて犯罪が成立します。同意なんか関係なく頑固オヤジが許しません。止めても無駄です。『示談金30万円と娘に2度と近づかないこと』辺りの取引で終了です。

なので中学生と付き合うときは親に内緒で。口止めもしましょう。友達にも言わないように徹底させましょう。ツイッターもダメです。回りまわってどこかで必ずバレます。

好きな人の苦手なことを得意になる

まぁ、大人が中学生と付き合っちゃダメです。やっぱ犯罪は犯罪なんで。こちらもダメと言わざるを得ない。絶対ダメです。

それで話を戻します。えーと、気になるあの子の『好きなこと』を聞いたりするじゃないですか。趣味を合わせれば一緒にいて楽しいはず。好きにならないわけがない。 彼女の趣味に努力して合わせるのが恋愛のセオリーだ。

と、思いきや、実はあんまり意味がないです。ホントに聞くべきことは『苦手なこと』です。同じ趣味で一緒に楽しむのも多少刺激はあり、無駄ではありませんが、自分が苦手なことが得意な人のほうが刺激があります。

例えば『初めてのお店に一人で入る度胸がないので、自分で料理ばっかりしていたら料理上手になっちゃったわ。』みたいな子だと簡単ですね。 『ボクの趣味は初めてのお店に飛び込むことです。今度一緒に行きませんか?』と言えば金の正解です。『ボクも料理得意です。一緒に料理しませんか?』と言うと鉄の正解です。

つまり、相手の苦手なところを攻める。これが戦争の基本です。守りが薄いところに最大戦力をぶつけることで砦を落としていくのです。 これが分かればこの戦い、勝ったも同然。次の支配者はあなたです。

おさらい

  • 種の保存が生物の本能で義務。
  • 一人の力はたかが知れている。
  • 愛が芽生える前に結婚すると離婚する。
  • 守りが薄いところに最大戦力をぶつける。