秘密をバラす人が口が軽い人ではない - コミュニケーション博士の話し上手になる方法

秘密をバラす人が口が軽い人ではない

突然ですが言い切っちゃいます。これは真理です。秘密をバラす人が口が軽い人ではありません。 内容は関係ない。人の話を許可無くしゃべる人は全員口が軽い人です。どうでもいい情報も勝手に言っちゃダメです。

おいおい。これはいったいどういうことだ。いきなり何を言っているのでしょうか。 だってそんな定義なら人類すべて口が軽い人になっちゃうからね。厳しすぎる。 こちとら会話が上手くなりさえすればよかったのに。ついていけません。お門違いです。

人類全て口が軽い

他人の話をしない人なんていません。自分の話だけで間がもつわけがない。確かに条件が厳しすぎる。これはいったいどういうことだ。こんな住みにくい社会に誰がした。

この世界に希望は無い。死のう。死ぬ前に中華料理屋に行って全品注文して一口ずつ食べるやつをやろう。昔ドラマで見た。アレがやりたい。今日はもう夜ご飯食べたから明日だ。明日死のう。

と、思った方もおられることでしょう。まぁ待ってください。どうかしてます。何も死ぬことは無い。話が飛びすぎ。 そもそも人類全て口が軽いわけが無い。口が固い人もちゃんといます。

口が固い人もちゃんといる

他人の話を一切しない人もちゃんといます。それも結構います。そういう人はほぼ口下手ですが。他人の話も自分の話も全然しません。 でも存在することは事実です。口が固い人もちゃんといます。

なのでこの理論はおかしくない。『内容は関係なく人の話をしゃべる人は口が軽い人』です。もしも堅いと軽いの２パターンに分けるとしたらね。

言って欲しくないことさえ言わなければ問題ない

さて、内容は関係なく人の話をしゃべる人は口が軽い。というところまで理解できました。でも気にすることはないです。だって自分の話だけで間がもつわけがないからね。 多少口が軽かろうが秘密さえバラさなければいいさ。そもそも世間では『秘密をバラす人』のことを口が軽いって言うからね。

と、思った方もおられることでしょう。私も思いました。私もあんまり人に言って欲しくないことさえ言わなければ問題ないと思います。 せいぜい嫌われないように勝手にやってください。私も勝手にやります。

でも一つ注意したい事があります。それを書きます。それは・・・ズバリ『秘密をバラす人と口が軽い人は違う』コレです。

『秘密をバラす人』と『口が軽い人』は違う

『・・・誰にも言わないでよ』と約束したのに人にバラした。これが俗に言う口が軽い人と思われがちですが。違います。これは『約束を破る人』です。もっとクズです。 『言わないで』と言われたなら言っちゃダメです。口の軽さは関係ない。ただのクズです。

『・・・誰にも言わないでよ』とは言われていない。だから『アイツのこと嫌い』と言っていたことを人に話した。 これも口が軽い人と思われがちですが。違います。と言いたい所ですが『口が軽い人』で合っています。だって勝手に人の話をしゃべる人だから。

それと同時に性格も悪い人です。さらにクズです。気遣いが出来ない人です。空気が読めない人です。言っちゃいかんことぐらいちょっと考えれば分かるだろ。 口の軽さは関係ない。ただのクズです。

『アイツ昨日とんかつ食べたんだって。』これはバラしてもバラさなくてもどうでもいい情報じゃないです。 でも勝手に人の話をしゃべる人だから口が軽いです。

どうでもいい情報が回ってくるとムカつく

さて。バラしてもバラさなくてもどうでもいい情報をバラした人も口が軽い人です。というところまで理解できました。ですがなんかおかしくないですか？ そもそもバラしてもバラさなくてもどうでもいい情報なんて存在するんですか。

だってさ。『昨日とんかつ食べたんだって？どこに食べに行ったの？』って別の人に聞かれたら腹立ちませんか？ 私はなんかムカつきます。『なんでそんなどうでもいいことをわざわざ人に言うんだ？』って思います。そのつまんない話をまた本人に回してくるソイツもつまんないです。二人とも面白い話が出来ないヤツらだ。

『人の話じゃなくて自分の話をしろよ！』って思います。やっぱり口が軽いのはあんまよくないです。パクるならテレビやネットや本にしましょう。まぁ、自分の話でウケるのが一番いいです。