自分の冗談に自分で笑っているとイタい - コミュニケーション博士の話し上手になる方法

自分の冗談に自分で笑っているとイタい

自分の冗談に自分で笑っているとイタい

突然ですが言い切っちゃいます。これは真理です。自分の冗談に自分で笑っているとイタいです。 『朝から天ぷらとカレー食べてます(笑)』みたいな。この『(笑)』が全然面白くない。ウェブサイトで『(笑)』が書いてあったらブラウザ閉じるもん。

おいおい。これはいったいどういうことだ。いきなりヒドいこと言われた。 そもそも別に笑いながら書いているから『(笑)』をつけているわけではないし。やわらかく表現するために書いてあるだけだし。勘違いしないでよね///

こちとら会話が上手くなりさえすればよかったのに。ついていけません。お門違いです。

一人だけ笑っている

えーとですね。自分の冗談に自分で笑うことは正直どうでもいいんですよ。だって誘い笑いとかあるからね。話し上手のテクニックの一つです。誘い笑いを使いこなせたら面白い人になれます。

ホントの問題は『一人だけ笑っている』という状況です。これがイタいです。さらに『自分の冗談で自分だけ笑っている』こうなるとイタさマックスです。もう見てらんないです。

だからメールなどの相手の反応が見れない文章で『(笑)』があると危険です。それがホントに面白ければいいけど。面白くない文章に『(笑)』があると『自分の冗談で自分だけ笑っている』という状況になります。 イタさマックスです。もう見てらんないです。

自分で笑う冗談はほぼ面白くない

『ホントに面白ければいい』とおっしゃれらましたが、ほぼ面白くないです。『(笑)』がついた文章で面白かったのを見たことありません。必ずクソつまんないです。 やっぱ普段から自分の冗談に平気で笑っているようなヤツらは普通に面白くないです。

とりあえずメールやラインの軽い冗談で『(笑)』はあんまりつけないようにしましょう。スベったら3倍イタいです。自信があるならつけてもいいです。

笑うのは生理現象でどうしようもない

さて、一人だけ笑っているとイタい。というところまで理解できました。だから一人だけ笑うのはやめなさい。みっともないから。周りから面白くないヤツと思われます。そんなの嫌だね。俺はもう笑わないことに決めた。

とはさすがに言えない。だって何が面白いかは人それぞれだからね。そもそも笑うのは生理現象でどうしようもない。笑い症の人だっているしね。あと別に迷惑かけてないし。一人で笑うぐらいほっといて欲しい。

と、思うじゃないですか。ところがどっこい。迷惑です。いわゆる『笑い待ち状態』になります。これがホントにウザい。迷惑です。

笑い待ち状態

相手が笑っていると次の話が出来ません。テレビで漫才を見ていると分かります。客が声を出して笑っているうちは待たなければいけません。これが笑い待ち状態です。

マンツーマンでしゃべっているときに相手が自分のジョークで笑い出したら地獄です。電話中とかね、こっちはしらけているのに。笑い終わるの待たなきゃいかん。 堂々と平気で笑わないで少しは我慢してくれないかな。

こっちのジョークで笑うのはいい

ちなみに勘違いしてもらいたくないのは。こっちジョークで笑うのはいいです。もともと笑わせようと思って言ったわけだし。 こっちのジョークで相手が一人だけ笑っているのは嬉しいです。それはいくらでも待ちます。笑いが多いほど嬉しいです。

笑うのを我慢する

さて、自分の冗談に自分だけ笑っている状況は控えて欲しい。というところまで理解できました。ですかこの理論はまだまだ解決しません。だって面白いものはしょうがないからね。 我慢しようと思えばできるものじゃないです。

でもね。ある程度は我慢できるはずです。何も我慢しないですぐ『ハハハッ!ハハハハハッ!』となるのはやめて欲しい。 『フフッ・・・ちょっとまって・・・フフッ・・・無理だごめん・・・ハハハッ!』とある程度我慢して謝罪ぐらいしたほうがいいです。これから相手を笑い待ちさせてしまうことを先に謝っておきましょう。

笑いをこらえている姿が面白い

そして笑いをこらえている人って見てたらそこそこ面白いです。笑っちゃいけない状況で我慢できずについ吹いてしまった。これ結構ウケます。テレビこういうシーンよくあります。 笑いを我慢することで新しいユニークが一つ増えて一石二鳥です。誘い笑いの一種です。使いこなせたら話し上手です。

なので、笑っちゃいけないということはないです。面白いもんは面白いです。上手に笑いましょう。

おさらい

  • 『(笑)』がついた文章で面白かったのを見たことない。
  • 一人で笑うぐらいほっといて欲しい。
  • 客が声を出して笑っているうちは待たなければならない。
  • 面白いもんは面白い。