誠実な人が一番好かれる - コミュニケーション博士の話し上手になる方法

誠実な人が一番好かれる

誠実な人が一番好かれる

突然ですが言い切っちゃいます。これは真理です。誠実な人が一番好かれます。 どんなに役に立つ人でも裏切られたら全てが台無しです。もう他のメリットなんて必要ないので、嘘だけはつかない人が一番好きです。

おいおい、これはいったいどういうことだ。突然何を言っているのでしょうか。だって『会話が上手くなる方法』で、『誠実になりなさい』だってさ。 いやいや、誠実が一番損するだろ。正直者が馬鹿をみるって言うだろ。騙されるか。こちとら会話が上手くなりさえすればよかったのに。ついていけません。お門違いです。

誠実な人が一番損する

おそらくこの理論はホントです。100%当てはまるかは分かりませんが。私の経験上正直に生きると騙されまくります。私も不動産にこの前騙されたばかりです。

『ベランダに来るハトは住んでいたら自然といなくなります』と不動産は言っていたけど、ベランダにハトよけ対策をして何年も住んでいる隣のジジイの部屋のベランダにもちょくちょくハトが来てます。

私は誰とでもすぐ雑談するタイプなので、この不動産と最初の契約時に雑談をしたときに『この商売は誠実さが一番大事です』と言っていたのに。速攻でウソついてるやん。 引っ越して3日で『平気でテキトーなこと言う不動産だな』って思いました。基本この人は信用しないことにします。

さらにもう一個ある。引っ越してすぐトイレが壊れて、『修理に時間がかかるのでしばらく使わないでください』と言われまして。 『じゃあどこのトイレを使えばいいですか?』と聞いたら、『・・・探してきます。』と言ってピューっと逃げてそのまま帰って来ませんでした。都合の悪いことをごまかして逃げとるやん。

まだあった。『ゴキブリも出ません』と言ってた。でも夏にすぐ出た。てか階段にゴキブリがいる。ホント何を根拠に言ってるんだろう。細かい嘘がどんどん出る。まるでゴキブリみたい。 特に根拠なくマニュアルの安心する台詞を言ってるだけかもしれない。

不動産が一番嘘をつく

そもそも不動産が一番平気で嘘をつく職業なんであんま気にしてないです。不動産がもれなく嘘をつくことは知っていました。 引越しは全て部屋を見て判断するべきです。不動産が何を言っても無視したほうが良いです。『嘘かホントか?』を考えるのじゃなくて、不動産の話は聞かなかったことにしてください。

だって完璧に条件を満たす部屋なんて絶対ないからね。空いてる部屋は不満がある部屋だけです。 さらに住民の厳選も出来ないので、嫌なやつも普通に住んでいます。不動産にもそこまでは読めません。引越しすると不満は絶対出る。

なので嘘をつかないと商売になりません。正直に全部言えません。さらに引越しに大金がかかるので不満があるからといってまたすぐ引越しもできないじゃないですか。不動産はその事実を知っていて足元を見てきます。 ベランダのハト程度で裁判に勝てるとも思えない。敷金だって返しません。どうせ住民は法律を知らないので多く吹っかけます。

そして嘘をつくことに慣れていくことによって、細かい嘘ももう平気です。職業病です。罪悪感はもうありません。『この商売は誠実さが一番大事です』という嘘も平気で言えます。 なので『嘘をつかないと商売にならない』は最終的には関係ないです。不動産をやっていると嘘つきになります。という暴論です。真に受けないで。

すでに嘘つきが大量に世に放たれている

さて、不動産のことはどうでもいいです。問題は『正直者がバカを見る』です。なぜこんなことが起きるのか。気になるその原因は・・・ズバリ、『すでに嘘つきが大量に世に放たれている』からです。

もうね。世界は嘘つきのほうが多いです。嘘をつくことが普通になっているのです。そして『私は嘘はつかない』と嘘をつきます。ある程度嘘をつく人が誠実な人のラインに乗っています。 だから都合の悪いことを正直に言っても損するだけです。多少嘘をついても誠実のうちに入るので。

私も今までの人生で相当嘘をつきました。そして言ったら損をするホントのことも相当言いました。私は嘘つきですが点数をつけると誠実な部類に入る自信はあります。誠実テストで80点は取れる自信がある。 でも100点は無理です。あっという間に騙されて人生が終わります。今の状態でも相当損してます。80点は凄く損します。

正直に言って『正直だから許す』と言われたことなんてありません。『ごめんなさいじゃねーんだよ!本当に反省してるのか!』と言われたことしかありません。 だったらごまかしたほうがマシです。これじゃ正直者が増えないよ。

あと『誠実テスト』は造語です。検索してもそんなテストないですよ。例え話です。

正直者は貴重

周りは嘘つきばかりです。だから正直者は貴重です。みんな正直な人が大好きです。正直者の友達が欲しいです。現時点で私には約束を破らない友達が一人もいません。

友達と会う約束をしても仕事が入ったらキャンセルする人ばっかりです。先に約束したのはこっちだろ。破っても損をしない約束は平気絵破るやつばっかりです。謝りもしないし埋め合わせもしません。

そして私も気にしていない。だってそんなの普通です。先にした私との約束を優先してそいつが会社をクビになったら私も困ります。 でもせめて謝って埋め合わせをする友達ぐらいは欲しいです。見つけたらもう離さない。こんな人をずっと探していた。

せめて仲間にだけは誠実である

さて、誠実な人が好かれるが誠実だと損をするところまで分かりました。世知辛い世の中です。生きていくのがこんなに難しいものだったなんで。必ず難解な決断を迫られる。 結局どうすればいいのでしょう。その答えは・・・ズバリ、『知りません』。勝手にすれば

まぁ、一つ経営学から言えるのは『ビジネスにおいて一番大事にするのは社員』とよく言われています。社員>客>社会です。この理論が合っているかは知りませんがよく言われています。多分合っています。

合っているとしたら、客につく嘘よりは仲間につく嘘のほうが少ないほうがいいですね。客の約束より仲間の約束を大事にするほうがいいですね。そっちのほうが最終的にビジネスは上手くいきます。

仲間より客への埋め合わせのほうが大変です。仲間への埋め合わせはしなくていいも同然なので。 そこで仲間を優先して客への埋め合わせを必死に頑張る人は確かにやり手です。仕事が出来て仲間に好かれる。完璧です。

おさらい

  • 不動産の話は聞かなかったことにする。
  • 世界は嘘つきのほうが多い。
  • 先にした約束を優先して会社をクビになったらこっちも困る。
  • 仲間への埋め合わせはしなくていいも同然。