賢い人間になってみんなに好かれたい - コミュニケーション博士の話し上手になる方法

賢い人間になってみんなに好かれたい

賢い人間になってみんなに好かれたい

突然ですが言い切っちゃいます。これは真理です。賢い人間になれば自然と人が集まってきます。 人が集まりさえすればこっちのもんです。もともと話し上手になるのはそれが目的だったはず。もう話し上手になることなんてどうでもいいです。賢くなりましょう。

おいおい、これはいったいどういうことだ。突然何を言っているのでしょうか。だって『会話が上手くなる方法』で、『賢くなれ』だってさ。 そもそも賢いなら話も上手いんじゃないか。知らんけど。こちとら会話が上手くなりさえすればよかったのに。ついていけません。お門違いです。

いまさら賢くなれない

よく考えたら『賢い』っていまさら努力でなれそうな気がしない。頭の回転が速いとか、記憶力があるとか、発想力があるとか。大人になる頃には確定してそう。勘だけど。そんな気がする。

とりあえず子供の頃から特訓すればある程度賢い人間に育てることは可能だと思う。要は英才教育は効果かあると思う。勘だけど。勘ばっかり。さっきから書いてあることが全然役に立たない。

そして生まれつき天才ももちろんいる。モーツァルトは5歳で作曲したし。やっぱ賢さは運だ。遺伝子も子供の頃の英才教育も両方とも自分ではどうしようもない。全部親次第。 なのでやっぱり諦めましょう。いまさら賢い人にはなりません。

すでに賢い人

現時点ですでに賢い人なら話は別です。その長所を売りにしてしましょう。料理の注文を決めた時点で『今大体17000円ぐらいだよ』ってパッと計算出来ると凄いです。 お会計の割り勘7等分を速攻で計算してやると凄いです。

発想力を売りにしたいならアイデアをバンバン出しましょう。ボーリングに行ったら『一点100円で賭ける?』とか。『一ゲーム様子見て、上手い人と下手な人でペア組む?』とか。 『さらに一球ずつ交互に投げる?』とか。『一ゲームに一回だけ相手をガーターに出来るようにする?』とか。

発想力が売りのクセにアイデア一個じゃ全然足りません。一個出して『これしかない!』と思う人は典型的な頭が固い人です。たくさん出して『どれも捨てがたい・・・』と思う人が発想力があります。 とにかくアイデアをバンバン出しましょう。そして周りに否定されまくります。結構辛い役です。

知識を身につけてみんなに好かれたい

さて、賢い人はもう遺伝子レベルで決まっている、というところまで理解できました。じゃあ俺ってばもうダメじゃん。もう友達できないわ。そう思った方もおられることでしょう。 そんなあなたに『諦めるのはまだ早い』と言っておきたい。結局最後に諦めることになりますが。まだ早いです。

『知識が豊富』という手があります。勉強できなくてもなんか雑学をいっぱい知っている人っているじゃないですか。戦国武将だけは詳しいとか。そういうものにあなたがなればいい。 詳しいことが一つでもあれば一緒にいて面白いです。知識をひけらかして友達が作れます。もしその知識に相手が興味あれば。

『みんなで旅行に行こう』というときに事前に旅行先の情報を集めていると一緒にいて面白いです。他は何にも知らなくていいです。 『今日のために調べてきた。』で凄いヤツです。今日やることについて毎日事前に調べておけば表面上知識が豊富な人になります。賢い人に見えます。

勉強が嫌いな人なんかいない

『興味がないことを勉強するのが嫌いな人』はたくさんいます。てか、ほぼ全員です。そして『興味があることを自主的に勉強する人』もたくさんいます。てか、ほぼ全員です。 学校のテストは赤点ばっかりでもサッカーの知識なら豊富に持ってる人など普通にいます。そしてその人は勉強しています。すごい努力家です。真面目です。

私なんかスポーツ全然興味ないですけど、スポーツに詳しい人がスポーツについてしゃべってると普通に聞きますよ。 『最近のサッカーは全員攻めて全員守るのが主流』って最近聞きましたけど、『へーそうなんだ』って言いましたよ。聞いていて面白かったよ。

とりあえずジャンルは何でもいいので知識が豊富だと一緒にいて面白いです。得意なジャンルを勉強してみましょう。それで友達ができます。 でも分かりやすく説明してね。こっちは興味がない話なんで。『これくらい知ってて当然』のことなんかないです。全部説明して。

『頭が良い』は悪口

さて、知識が豊富なら面白い人になる、というところまで理解できました。さっそく明日から世界中のサッカー選手を丸暗記します。試合だって全部録画して観るさ。これで友達が出来たも同然。 そう思った方もおられることでしょう。はっきり言って考えが甘いです。ホントどこまでも浅はかですね。

『頭が良い』って言われるとムカつきますよ。『頭が良い』は悪口です。『真面目』って言われるとムカつく気持ちわかりませんかね。それと一緒なんですけど。 私は『頭が良い』と言われることに慣れているので知っています。馬鹿にされているとしか思えないです。

実際、私も人に『頭が良い』と言ったことぐらいありますが、絶対ムッっとされます。これで喜ぶ人を見たことないです。 ホントに馬鹿にしてるつもりはないんですけど。そんな言い訳は無駄です。私もその気持ちを知っていたはずです。私が悪いです。失言でした。

真面目はかっこ悪い

『勉強なんてよくやるわ』みたいな感情が伝わってきます。不真面目なほうがかっこ良いという気持ちもわかります。勉強できる人はガリ勉でダサいというイメージも分かります。 そのイメージで言われている気がして『頭が良い』って言われるとムカつきます。相手がどう思っているか知りませんが、私にそのイメージがあるのでムカつきます。

あと『上から目線』というのもあります。だって頭が良いことを評価できるのはもっと頭が良い人じゃないですか。自分のほうが上じゃないと下の人を評価できません。という気持ちもあるかもしれない。

なので頭が良いのもそこそこ辛いです。長所を指摘されるとムカつくので。ひどい話です。努力の結果がこれだよ。辛い未来が待っていることを覚悟をして勉強しましょう。 ただし『頭が悪い』と言われるよりはるかにマシです。勉強しないよりはしたほうが良いと思う。

何が凄いか具体的に指摘する

『頭が良い』はムカつきますが、『発想がいい』と言われると嬉しいです。『そんなことよく思いつきますね。』とか言われるとニヤニヤが止まりません。このために勉強してきたようなものです。

『記憶力がいい』もそこそこ嬉しいです。『そんなことよく覚えてますね。』とか言われると心の中でガッツポーズです。勉強してよかったです。

なので、人に頭が良いことをどうしても伝えたいなら、何が凄いか具体的に指摘するといいと思います。『頭が良い』はダメです。 たまに『頭が良い』と言われて『何が凄いか具体的に言って』と聞くと『それは・・・えーと』とか言われます。私の中で『コイツはガリ勉のイメージで馬鹿にして言った』こと確定です。コイツ嫌いです。

おさらい

  • 英才教育は効果かあると思う。
  • 最近のサッカーは全員攻めて全員守るのが主流。
  • 頭が良いことを評価できるのはもっと頭が良い人。
  • 勉強しないよりはしたほうが良い。