怒らないといけない人は怒っても無駄 - コミュニケーション博士の話し上手になる方法

怒らないといけない人は怒っても無駄

怒らないといけない人は怒っても無駄

突然ですが言い切っちゃいます。これは真理です。怒らないといけない人は怒っても無駄です。 怒ったところで何も変わりません。同じ失敗を何回もやります。怒った分だけ嫌われるだけです。そしてそのうち反撃に出ます。最初から関わらないほうが無難です。

おいおい、これはいったいどういうことだ。突然何を言っているのでしょうか。だって『会話が上手くなる方法』で、『怒っても無駄』だってさ。 そもそも怒ったら言うこと聞く人だっているしね。さすがに言い過ぎ。こちとら会話が上手くなりさえすればよかったのに。ついていけません。お門違いです。

怒っても何も変わらない

要は『成長する人』と『成長しない人』がいるんですよ。例えば自主的に『話し上手になるために本でも買って勉強しよう』という人が成長する人です。なんとなく現状でいいやと思っている人が成長しない人です。

成長しない人は何が起きても成長しません。同じミスを何回もやります。怒られても表面だけ反省してケロっとしてます。上司が見てないときにペロっと舌を出します。怒られたあと『ウゼーなー』とゲロ吐きます なぜなら反省していないから。

成長しない人の中にも多少は反省して心を入れ替えようとする人もいますが、性根がクズなのですぐもとに戻ります。もって一週間です。そしてこのパターンのほうがよりクズです。 『お前何も変わってねーじゃねーかあ!』とまた怒ると『ちゃんと一週間反省しただろっ!何も変わってなくはないだろっ!』とかほざいて逆ギレします。

私の人生でこのパターンの人を何回も見ました。ホント懲りました。もう二度と関わりたくないです。こっちだって怒るのが面白くてやってるわけじゃないのに。できればいつも笑っていたいのに。 ただそっちが私に迷惑をかけるから怒っているだけだ。そちらが侵略者で私は防衛しているだけです。

怒りたくて怒ってる訳じゃない

怒りたくて怒ってる訳じゃない。この言葉はほぼ真実です。でも『じゃあ怒るなよ』とか『わざわざ言うなよ』とか逆に反感を買うのであんまり口に出すもんじゃないです。気持ちは凄くわかりますが。私も何回もそれ思った。

おそらく怒りたくないのに怒らざるを得ない相手は同じミスを何回もする人だと思います。いっそうのこと縁を切ったほうがいいです。私も今後そうします。怒っても無駄なんで。その結末を散々見てきた。

ワンチャンスぐらい与えてあげたい

さて、『怒るぐらいなら縁を切れ』という話ですが、やっぱり極端すぎました。そんなことをしていたら近いうちに孤立します。だって成長が遅い人だっているし。ワンチャンスぐらい与えてあげたいところ。 とにかく『怒りたくて怒ってる訳』じゃないと思い始めたら危険信号です。そろそろ諦めましょう。

クズを怒りすぎると通報されますよ。どんな理由があっても通報したほうが有利になるように捜査が進みます。『通報した=恐怖に耐えられない』『通報しない=なんとも思ってない』と警察にみなされます。 なんとも思ってない攻撃は『じゃれあってるだけ』になります。

怒られて変わる人は怒らなくても変わる

さて。怒っても何も変わらない。そういう話ですが、それ、ホントですか。自分で言っておいて速攻で納得出来ません。だっているよ。怒ったらいうこと聞く人。 私の人生でそのパターンの人を何回も見ました。

それで結論を言うと『怒ると変わる人』は存在します。ただし、『怒られて変わる人は怒らなくても変わる』これが真相です。 そして怒った分だけ嫌われます。わざわざ怒って変えようとしなくてもっと安全な方法で心を入れ替えさせることが出来ます。怒りたくて怒ってる訳じゃない人は安全策をひねり出しましょう。

成長する人は教えたら分かる

『コイツすぐ忘れるからメモをとらせたい・・・』そう思ったなら『メモをとらなくて失敗した話』でも聞かせてやれば良いです。それでメモをとるようになれば成長する人です。 もちろん『メモをとりなさい』と直接言っても変わります。そしてちょっと嫌われます。間接的に教えても何も変わらないなら多分怒っても変わりません。

ただし、変化が出るまで多少時間がかかることも考慮してあげて。何回か似たような話をしてあげましょう。だって忘れっぽい人だから。心の変化があったとして家に帰ったら忘れているかも。

成長する人は自分でそのうち気づく

もっと時間がかかる方法ですが、『成長する人はほうっておけば勝手に成長します』。日常生活で本やテレビを観て、かっこいい主人公に勝手に影響を受けます。 一代で大企業を作った社長のドキュメント番組を見て勝手に真似します。怒る前におすすめの漫画でも紹介してあげて。変わるまでに5年ぐらいかかるけど。

面接で落とす審査より入社後にクビにする審査をして欲しい

さて。怒られて変わる人は怒らなくても変わる。そういう話ですが、それ、ホントですか。ホントです。 それを踏まえて最後に今回私が言いたかったことは・・・ズバリ、『面接で落とす審査より入社後にクビにする審査をして欲しい』これです。

面接が苦手だった私が出来るささやかな反抗です。聞いてやってください。すぐ終わらせます。お時間は取りませんから。

深海は宇宙より広い

ではまず関係ない話から。深海の話ですけど。深海って実は宇宙より広いです。なぜなら『人間は宇宙の果てにたどりつけるけど深海の底にはたどり着けない』から。 ・・・ってウソウソ。お願いしておいてまさかの裏切り。すぐ終わらせると言っておいていきなり無駄話とは・・・あきれた。これだもん。

じゃあ嘘もついたところで話を戻します。要は、『成長する人って5年ぐらいしたら勝手に成長するので、その時点の審査を重視して欲しい。』これです。面接の審査なんかよりはるかに効果的なはず。

役に立つか分からないヤツを大量に雇って、5年後に一斉にクビにしろって話です。だって面接なんて全員雇うわけにはいかないのでなんとか理由をこじつけてふるいにかけているだけです。ただの気休めです。 どこの企業も毎年面接で緊張しないだけの人を大量に雇っています。

でも実現は無理ですね。会社が大損です。実行出来るわけがない。いつかどっかの大企業が挑戦したりしないかな。

おさらい

  • どんな理由があっても通報したほうが有利。
  • 怒る前におすすめの漫画でも紹介してあげる。
  • 深海の底にはたどり着けない。
  • 面接で緊張しない人を雇っているだけ。