自分だけ相手に気を使っているとムカつく - コミュニケーション博士の話し上手になる方法

自分だけ相手に気を使っているとムカつく

自分だけ相手に気を使っているとムカつく

突然ですが言い切っちゃいます。これは真理です。自分だけ相手に気を使っているとムカつきます。 なんで俺だけ気を使わねばならんのだ。お前が喜ぶと思って俺が食事を取り分けてやっているのに。たまにはお前も俺の食べる分を皿に入れて渡せよ。

おいおい、これはいったいどういうことだ。突然何を言っているのでしょうか。だって『会話が上手くなる方法』で、『食事を取り分けろ』だってさ。 そもそも食事を取り分ける行為は余計なお世話だろ。こちとら会話が上手くなりさえすればよかったのに。ついていけません。お門違いです。

食事を取り分けるのは余計なお世話

個人的なことですが、勝手に食事を取り分けられる行為は私は嫌いです。余計なお世話です。自分のタイミングで食べたいです。そういうちょっとしたところで体を動かしたいです。

まぁ、人それぞれなんで簡単にやめろと言えませんが。喜ぶ人もいるよ。『アツアツを食べさせたい。』というのもあるしね。 でも私はアツアツは食べません。結局ちょっと冷めてから食べるので後で自分で取るのと変わりません。

エレベーターの開ボタン

『エレベーターの一階に着いたときに、入り口付近の人が開ボタンを押しておいて、みんなが降りた後に自分が降りる。』という気遣いがあるじゃないですか。 人がたくさんいるなら分かりますが、俺とお前の二人しかいないときにやられると腹立ちます。

入り口のヤツがサっと降りたほうが絶対速い。さらにボタンを押して待たれるとこっちも早く降りなきゃならんし。急かされるのが嫌い。 なので、状況を見て『二人しかいない・・・サっと降りたほうが速いな・・・』という気遣いをして欲しいです。まぁ、これも人それぞれ。やめろと言えません。

実際このエレベーターの話を上司にしたら『そんなことない。ボタンを押すのがマナーだろ。』的な説教を喰らいました。とりあえず、マナーの話はあんまり人にするもんじゃないです。

話し上手のテクニックの大半は気遣い

余計なお世話はどうでもいいです。今回は『自分だけ相手に気を使っているとムカつく』という話でした。それで何でこんなことを言い出だしたのかと言うと。おばあちゃんの遺言だからです。

という不謹慎な冗談は置いておいて、本当は『話し上手のテクニックの大半は気遣い。』コレです。これから話し上手になるためにいろんな技を覚えていくわけですが、大半が気遣いです。

これから気遣いをどんどんマスターしていくわけですが、マスターするのは自分だけで、周りは何も変わりません。気遣いを駆使して人に好かれていきますが、集まってきたみんなはあなたに大した気を使ってくれません。ハッキリ言ってムカつきます。 せっかく手に入れた人望につぶされてしまいます。逆に面白くなくなります。

気を使ってくれる仲間を厳選する

そんなあなたに朗報です。それは・・・ズバリ、『気を使ってくれる仲間を厳選する。』コレです。 話し上手になるほどあなたは良い人になって仲間が増えていきますが、『来るもの拒まず』はあまりおすすめしません。

ですが気をつけたいのは、露骨に避けると今度はあなたが嫌なヤツです。 だからまぁ、露骨なことはしないで、嫌なヤツはこっちから話かけなければ良いです。嫌なヤツが寄ってくるまえに良いヤツに話しかければいいです。 その後、嫌なヤツが混ざったとしても、『嫌なヤツ濃度』が薄くなるのでなんとか耐えてください。

ちなみに私は嫌なヤツでも『来るもの拒まず』なので普通に相手をします。その結果、最後はいつも耐え切れずに私が怒って絶縁です。 嫌なヤツは自分が悪くても引かないのでそのまま関係修復不可です。でも私はこのまま『来るもの拒まず』を続けるつもりです。人にはおすすめしません。

余計なお世話にお礼は言わない

ちなみい私は余計なお世話をされたらお礼を言わないことにしています。『やめて!』とか『余計なお世話だ。』とか言われると相手も不快じゃないです。向こうは好意でやってるわけだし。 『せっかく気を使ってるのに。なんだコイツ・・・ムカつくな。』となるじゃないですか。

なので余計なお世話をされても、できるだけお世話を受けるようにしています。相手に気を使ってお世話を受けてあげます。だけどお世話が嬉しくないのでお礼は言いません。嬉しかったときはお礼を言います。

たまには『やめて。』と言うときもありますよ。凄い嫌な余計なお世話もあるので。『部屋の掃除をしてあげる』とか。何が出てくるか分からないから絶対イヤです。

おさらい

  • アツアツを食べさせたい。
  • マナーの話はあんまり人にするもんじゃない。
  • 嫌なヤツ濃度を薄くして耐える。
  • 嬉しかったときはお礼を言う。