WEBライターを目指していなくても文章を書くことは大事です
WEBライターを目指していなくても文章を書くことは大事です
突然ですが言い切っちゃいます。これは真理です。WEBライターを目指していない人も文章が上手なことに越したことはないです。 だからみんなで文章が上手になりましょう。私が教えるからすぐ上達します。
おいおい。これはいったいどういうことだ。いきなり何を言っているのでしょうか。 だって無責任だからね。『越したことがない』という理由で薦めないでください。
越したことがない
突然ですが『薦める』の話をします。『薦める』には4段階のレベルがあります。列挙します。
- レベル1 絶対やらないといけない
- レベル2 やったほうがいい
- レベル3 やるに越したことがない
- レベル4 やってもほぼ無意味
今回はまずこの説明をします。ちなみに4段階に分けずに『やっちゃダメ』と簡単にいう人は無能です。そいつのアドバイスは聞かないほうがいいです。このアドバイスはレベル2です。
レベル1 絶対やらないといけない
例えば『健康保険料の支払い』です。払っていないと病院に行けません。人生が詰みかねます。絶対払ったほうがいいです。レベル1です。 一生病気にならないなら払わなくてもいいです。自分の病院を持っているなら払わなくてもいいかもしれません。
厳密に言うと、健康保険証を持たずに病院に行くと『医者が好きな値段をつけていい』となります。 5分診察して『ただの風邪です。薬出しますね。診察料30万円です』と言われたら払わないといけません。払わなかったら窃盗か詐欺かなんかで逮捕です。
健康保険証を持っている人には国が決めた値段しか請求できません。3割負担であとは国に請求します。診察料が300円だったら後払いで国から700円もらいます。 この700円はみんなが毎月払っている健康保険料から出ます。
レベル2 やったほうがいい
例えば『身だしなみは整えたほうがいい』です。人間は他人を第一印象で9割判断します。 見た目と中身は関係ありませんが中身を見る前に嫌われると損です。人生は詰んだりしませんが細かくたくさん損をする可能性があります。
見た目を気にしない人もそこそこ存在するので実はそこまで気にしなくても何とかなります。 でも身だしなみを整えることは労力のわりに効果が高いです。レベル2です。
レベル3 やるに越したことがない
例えば『友達の誕生日を覚える』です。『誕生日を覚える』という行為は『存在を意識されている』ということです。『大事な人』と思われてそうな雰囲気です。
だから誕生日に『おめでとう』と言うだけで結構喜びます。効果がそこそこ高いです。しかしながら。その程度の好かれ方ではあまり見返りはありません。 誕生日を覚えていてくれた人を特別扱いにするほどじゃないです。ポイント+1です
少ない労力でポイント+1なのでやるに越したことはないでしょう。レベル3です。
レベル4 やってもほぼ無意味
例えば『お墓参り』です。科学的に何の効果もない行動です。見返りはありません。故人に何の力もありません。 お墓参りはただの自己満足です。
こんな無意味なことを他人に勧めてしまったら無責任も甚だしいです。『お墓参りはした方がいい』はレベル4です。やるならやりたい人だけでやってください。 でもやってる人に『無意味だよ』と言うのも野暮です。何も言わずにやらせてあげてください。
大抵の仕事で文章を書きます
突然ですが。私の本業はSEです。仕事で文章を書くことは多いです。列挙します。
- 仕様書
- マニュアル
- 報告書
- メール
4つでした。説明します。
仕様書
簡単に言うと『こういうシステムを作ってね』という文章です。『更新ボタンを押すとテキストボックスの内容をデータベースに保存します。1文字以上100文字以下チェックをします』みたいな感じです。
この文章をプログラマーに渡します。そしたら作ってくれます。自分で作ることもあります。とにかくプログラミングをする前に仕様書を書くのがシステム開発のセオリーです。 プログラミングの時間より長いです。どうだろう。システムによります。
この文章をプログラマーに渡して作ってもらうので、読んで分かるように書く必要があります。大雑把に書いちゃダメです。すべての辻褄が合っていないといけません。 論理的思考と文章力が要求されます。
マニュアル
システムの納品時に説明書も付けます。マニュアルがないと操作が分かりません。だから書きます。プログラムだけで完成じゃないです。
でもある程度は直感で分かるようにはなっています。銀行のATMみたいなもんです。ATMがマニュアルを読まないと操作できないなら大変です。
報告書
システム開発は割とスケジュールがガチガチなのが一般的です。なぜなら営業が勝手に値引きをするからです。でも値引きしないと売れません。不景気です。
なので普通にやっていたら納期に間に合わない恐れがあります。間に合わなかったら『科し』が発生します。 要は罰金です。さらなる値引きとなります。するとボーナスが出なくなります。科しで済めばいいけど『貴社とはこれっきりで……』となると給料も出なくなります。
だから進捗管理をやります。間に合いそうにないならテコ入れします。科しを払うより人を増やした方が安いので増やします。 なのでメンバー全員に毎日の進捗を報告させます。みたいなのが報告書です。
メール
取引先やお得意様とメールでやり取りします。失礼があってはいけません。敬語や社交辞令がまともに使えないと社会人失格です。 メールを出す前に隣の席の同僚にチェックしてもらったりします。チェックをめんどくさがるような人は協調性がないので面接で落としてください。
文章が上手なことに越したことはないです
ということで。どんな仕事でも文章を書かされます。WEBライターを目指していなくても文章力は大事なので勉強しましょう。上手になったらWEBライターの副業をすることも可能です。いいことばっかり。嬉しくて死んじゃう。
前置きは以上です。次からついに文章の書き方の説明をします。
おさらい
- 健康保険証を持たずに病院に行くと医者が好きな値段をつけていい
- 故人に何の力もありません
- 1文字以上100文字以下チェックをします
- 貴社とはこれっきりで……
- 前回・記事のジャンル
- ここ・文章書くこと大事